さよならワンオペ育児?

夫が仲間になりたそうにこちらを見ている

ワンオペ・インポッシブル

今でこそかなり快適なワンオペ育児生活を送っていますが、ワンオペ育児では困難なことも色々あります。
今回は、あまり気付かれないかもしれない、外出で困るシーンの一部について、お話したいと思います。


・並ぶ


都会のレジャーは、とにかく並ぶ機会が多いですよね。
アトラクションに何時間も並ぶ遊園地なんかもありますし、飲食店の行列も。

レジャーでなくとも、スーパーのお会計、バス乗り場など、様々な行列があります。
子連れであっても、いや、子連れだからこそ、なかなか避け難い。

 

そして、子供は、トイレが近い!

 

少し遠出になるのでバスに座って乗ろうと、20分前から並んでやっと発車時刻5分前。ターミナルに入って来るバスが見えた瞬間に、子供の口から発せられる「おしっこ」。

トイレの場所自体はすぐ近くにありましたが、列を離れてしまうとどうしようもありません。
こんな時、旦那がいれば、先に乗ってもらって子供の席だけでも確保できるのにな〜なんて思ったりします。

 

もっとも、何かの列から一時離れるとき、たまに後ろの方から「いいよ、ここに戻っていらっしゃい」なんて言って貰えることもあるので、そんなときはとても助かります。

 


・場所取り

催し物や、フードコートの座席など、ちょっと場所を確保しておきたい時、子供と二人だとかなり大変です。
ある程度大きくなれば、子供一人で待っていてもらうことも可能ですが、小さいうちは危なくてとても待たせられません。
フードコートであれば、お店に近くて親が見える席で、絶えず声を掛けながら待っていてもらうなどしていましたが、それでも席を離れて私の所まで来てしまうこともありました。
そもそも、混んでる時間帯だと近くの席なんて取れないですし。
基本的には朝方行動をして、フードコートは、開店直後を狙って行っていました。

 

そんな中、すごく助かったのは、なんと連休中に開催された屋外一般公開のプリキュアショー。
内容が内容だからか、偶々なのか、男親が少なくて周りに女児連れ単独参加のママが多かったところ、誰からともなく「良いですよ、場所とっておきますよ」と連携。
炎天下でハードでしたが、開演までの1時間弱、交互にトイレに行ったり飲み物を買ったりと、無事に過ごすことができました。


・階段、エスカレーター

乳幼児が先にマスターする上下移動手段は階段ですが、小さいうちは一人では降りられません。特に、混雑した駅の階段などで、ヨチヨチと一歩ずつ降りて行くときは、急いで駆け下りて行く大人とぶつかったりしないか心配になります。

加えて、ワンオペ母の乳幼児のお出かけは荷物が多い。
オムツ、ミルク一式(哺乳瓶、お湯の入った魔法瓶、粉かキューブのミルク)または離乳食(市販の離乳食パック、スプーン、フォーク)、ウエットティッシュ、着替えくらいがデフォルトで付いてきて、更にお出かけ先の用事に合わせた荷物があったりするのです。
大人の手が二人分あれば、一人は子供、一人は荷物と分担できるのにな〜と、ワンオペで出掛ける度に暗澹たる気分になっていました。

 

子供が大きくなってきて、抱っこ紐の重量制限を超えてきたころ、入れ替わりに待ち受ける次の難関がエスカレーター。
皆さんも、エスカレーターの周りで「ベビーカーはお乗せにならないでください」のアナウンスは聞いたことがあるかと思います。
他にルートがなくてやむなく一度ベビーカー乗せたことありますが、これは本当にすごく不安定で危険です。
万一の時には、自分と子供のみならず、周りも巻き込みかねないのでやめた方が良いです。

 

ベビーカーは乗せない、となると、まず思いつくのはエレベーターを使うことですが、意外にもこれが出来ないことがあります。
うちから電車で何駅かのそう遠くないショッピングモール。休日はとても人気です。
エレベーターは「障害者、ベビーカー優先」と掲示も自動アナウンスもされているのに、こちらがベビーカーで待っていてもどなたも譲って貰えず、満員のエレベーターを何往復も見送ることになりました。

 

さて、幼児連れでエスカレーターを利用するとなると、ベビーカーを畳み、子供の手を繋いで乗れば良いと思われるかもしれませんが、それは果たしてどなたにでも可能なのでしょうか。
うちの子供、なんと5歳の今でもエスカレーターに一人で乗れません。
手を繋いでも無理です。抱き上げてステップに乗せてやらないと乗れないのです。
さすがに今はベビーカーを使っていないので、両手で抱き上げて乗せていますが、ベビーカー時代は本当に苦労しました。

そこそこ大きな幼児を片手で抱き上げるのはかなり困難なので、やむなく階段利用することもありました。
天井高い建物って、ワンフロアが長いですよねー。
目的地が5階や6階だと涙出そうです。

そんなとき、ベビーカーや荷物を持って一緒に上がってくれる人は天使に見えましたね。

 


・ツーショット撮影


最後は大したことではないかもしれませんが、写真問題。
ワンオペだといつも子供の写真ばかりになってしまいます。

というか、旦那といたときもほとんど旦那と子供の写真しかないけど…。くそぅ。

 

もっとも、お出かけ先で何かしらのイベントに遭遇すると、スタッフの方にツーショットを撮ってもらいやすいですね。
いつかのGWには鉄道会社のイベントで、子供に駅員さんの制服を着せてもらい、パネルの前で記念撮影してもらえたこともありました。


子供が小さいうちは、脱走されたときなどかなり冷や汗ものの瞬間もありました。
やはり、大人の手は複数ないと大変です。
外出先で「ちょっと手を放す」「ちょっと子供に待っててもらう」という瞬間は、まさかの事態になりやしないかいつもヒヤヒヤしていました。今でもですけど。

 

それでも私のワンオペ育児がなんとかやっていけてるのは、周りの方の暖かい対応にかなり支えられてのことなんだな〜と思います。
本当にありがたいことです。

 

 

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