雨の日のベビーカーが大変なら、車椅子はどうなのか?
小雨の降る日に、子供がまだ小さい同僚が、雨の日のお迎えが憂鬱だという話をしていました。
うちも、今では子供が自分で傘を差して歩いてくれていますが、乳幼児のうちはやっぱり雨の日が面倒でしたね。
抱っこ紐だと、子供と荷物と傘の全重量が自分に掛かってきて大変なので、私は子供が乳幼児の頃、雨の日こそベビーカーということが多かったです。
ベビーカーに、別売のレインカバーを付ければ、子供を雨に濡らすことなく移動することは一応可能です。
もっとも、カバーが嫌いで、大人しく乗ってくれないという子もいますし、傘を差しながら片手でベビーカーを押すのは、それはそれで結構辛かったりもします。まっすぐ進まないし、段差にぶつかるし。
と、ここでふと疑問に思ったのが、ベビーカーとある意味似た道具である車椅子で移動する人は、雨の日どうしているのかということ。
人に押してもらうなら、もしかしたらベビーカーと同じようなカバーがあるかもしれませんが、自力で走行する場合どうするのでしょう。
傘を差しながら片手で操作は出来なさそうですし、そもそもベビーカーのように全体をビニールカバーで覆う車椅子という光景を私は見たことがない。
身近に車椅子利用者はいないし、疑問に思ったことはなるべく早く知りたいということで、帰りの電車内、スマホで検索してみました。
スマホが思考力を奪うなんておっしゃる方もいますが、自分の知らない世界のことを気軽に調べられるって凄いこと。 それこそ、車椅子利用者の苦労なんて、下手したら自分が利用者になるまで気付かないままかもしれない。 今日このことを調べておけば、もしかしたら明日誰かを手助けできるかもしれない。
…なんて、単純計算やら漢字の検索やら、すっかりスマホ依存性で、ボケないか心配。
そうしたら、ちょうどこんなブログ記事が見つかりました。
なんと素晴らしい、こういうことが知りたかったのです。
私なりに分かったことは、
・人と車椅子を一緒に覆ってしまうカッパ兼車椅子カバーのようなアイテムがある。
・もっとも、カバーをしていても膝の上に雨水が溜まってかなり冷えたりトイレが近くなったりする。
・車を降りてから車椅子に乗る間にシートが濡れてしまう。
・傘を差して押してもらうのが楽。
なるほど、面白いアイテムがあるのですね。 そして、そんな道具があっても、やっぱり雨の日は普段より不便そう。
雨の日の車椅子をあまり見かけない気がするのは、もしかしたらその不便さからお出かけを控えたり、車で移動する方が多いのかもしれませんね。
そして、なんとなくのきっかけで知った「四つ這いおとな」という上記のブログが、とても面白いです。
全記事読んだ訳ではないのですが、色々な物事への着眼点だったり、車椅子生活ならではの経験だったりが、なるほどと思わされます。
また時々読みに行こうと思います。