優しい子に育ってくれて本当に嬉しい
親バカ話注意
先日、子供と一緒に街に出かけたら、駅前で募金活動をやっている人たちがいました。
難病の子供が海外で手術を受けるためにお金がかかるので募金してください、という趣旨のもの。
実のところ、私はこうした街頭募金をあまりしていません。
実は詐欺的な団体で、集まったお金は目的どおりに使われないかもとか、色々と考えてしまって、さっと手が出せないのです。
気になる活動の時は、パンフだけもらって後で調べて、ネットで寄付したりしますが、基本的には信頼しているNPOなどにしか寄付していません。
なので、呼びかけの文句や幟を見て、何の募金かを大体把握しただけで、通り過ぎようとしていたのですが、うちの子供はスルーしませんでした。
「ねえ、あれ何やってるの?」
「う〜ん、募金活動だね。病気で手術を受けないと治らない子がいて、手術を受けたいんだけど、とてもお金がかかるから、お金を分けてくださいって言ってるのね」
「じゃあ募金する!(即決)」
「えっ、するの?」
「だって、助けてあげたいもん」
優しい子じゃあ……。
先に述べたような大人の懸念は伝えず、今回は募金させてあげることにしました。
多分、ここで子供の優しさの芽を摘み取ったらいけない気がして。
本人のお小遣いは持ち歩いていなかったので、後で貯金箱から引いておくということで、私の小銭を渡して募金箱を持った方のところへ行かせたら、
子供は募金箱にお金を入れ、お姉さんとハイタッチして、飴玉もらって戻ってきました。
やけに嬉しそうに「いや〜、今日はラッキーな日だな〜」なんて言いながら。
そうだよね、なんか良い事すると気分がいいのよね。
子供の純粋な優しさに心打たれた日でした。