さよならワンオペ育児?

夫が仲間になりたそうにこちらを見ている

大人はゲーム嫌いなの?

うちの5歳の子供から質問を受けました。

 

「ねえ、大人ってなんでゲーム嫌いなの?」

 

「え、別にそんなことないよ?パパはゲーム好きじゃない」

 

(注:妻にワンオペ育児させて横でゲームしていた残念なパパ)

 

「あ〜…確かにそうだけど、でも、しっかりした大人ってゲームしないよね

 

 

…おおぅ。君、暗に自分の父親がしっかりした大人じゃないって言ったね?

 

どんな大人を見てそう考えたのか、その思考過程はよく分かりませんが、うちの子供はどうやら「(しっかりした)大人はゲームをしていない=ゲームが嫌い」と思ったようです。

 

う〜ん、ゲーム好きでもしっかりした人はいると思うんだけれど…まあ、確かに目の前の自分の子供を放置してゲームしていたらしっかりしてないですね。

 

なんと答えて良いのかよく分かりませんが、とりあえずこう答えました。

 

「大人でもゲームが好きな人はいるし、私も嫌いじゃないよ。でも、ゲームをする時間があれば仕事や勉強をした方が世の中の役に立てるし、実になることが多いよね。だから、ゲーム以外のことをする時間が多いんじゃないかな。」

 

一応納得したようでした。

 

 

ただね、子供にちょっとそのまま答えづらかったんですけど、本当のところはリアル社会で戦っていると、ゲームで戦うよりもはるかにスリルがあって面白いと思うんですよ。

 

ビジネスの手強い相手をどうやって攻略するか考える戦略はそこらの恋愛ゲームより難易度高いだろうし、誰にどうやって話を通せば仕事が動くか考えるのはパズルゲームより複雑だろうし、諸々のコトを起こす機を捉えるのはリズムゲーム以上にタイミングが要求されるのではないかと思うのです。

 

最近は、そうギリギリと自分を追い込むような勝負には出ていませんが、やっぱりある種戦いの毎日です。

知恵を絞って先を読み、策を練ります。

ありがたいことに、今は一人の仕事ではないので、仲間と一緒に考えて、行動して、喜んだり憤ったり、共通の目的のために頑張っているところです。

 

 

大人はね、ある意味毎日ゲームを楽しんでいるのですよ。

生きていくって、面白い。