さよならワンオペ育児?

夫が仲間になりたそうにこちらを見ている

12/17未明に見た夢の話(メモ)

-その日はくたびれていて、いつもより早くに眠りについたはずである。-

私は子どもと共にデモに向かっていた。

デモの現場と言えば通常は永田町や霞ヶ関などの官庁街であるが、その日向かったのは富士山であった。

どういうわけか、官邸や省庁が富士山麓にあったのだ。しかし夢の中なので、そのことには特段疑問を持つことはなかった。

 

官邸前と文科省前をはしごしたように思う。

文科省前に来たとき、思いがけず同僚たちが4〜5人集まっていた。職場の中にこうした抗議に来る人はそういないと思っていたが、昨今の状況に業を煮やして来たのだという。

 

夢の中の文科省は、門からかなり奥まったところに庁舎がある。集まった我々は、「門前からでは声が届かない、もっと高所に行ってみよう」と、デモ隊の半分ほどを門前に残して上へ登った。少し歩くと、ちょうど人が集まれそうな高台の広場があり、そこへ陣取ることにした。

 

上を見上げると満天の星空である。

そこへ大きく輝く何かが天頂に向かっていく。流れ星ではない。

「今日は確か国産ロケットの打ち上げがあったはず、成功したんだ」と誰かが言い、なるほどと眺めていたら、輝きが次第に大きく強くなってきた。

まさかと思ったそのとき、それははっきりと形が見えるほどに近づいていた、ロケットは落下して来ていたのだ、こちらに向かって。

 

落ちてくるロケットに背を向けて駆け出し、落下寸前、子どもと共に地面に伏せた。

背後で大きな音がして、ロケットが落下したことが分かった。

 

文科省の方だ!逃げろ」

 

高台よりやや下にあった文科省の建物が炎上している。

門前のデモ隊は無事だろうか、心配しながら下山の途についた。

途中門前に寄って救出をしようと誰かが言い、危ないから別ルートで下りようと誰かが言う。

迷ったが近付けるだけ近づいてみようと門前ルートへ向かったところ、逃げて来た門前組の一部に出会った。

 

「中にいた職員たちは分からない。門の外の人はとりあえず助かったが、皆散り散りに逃げてきた」

 

炎は次第に燃え広がり、このままでは下山ルートも無事ではなさそうに思われた。

中の人たちが心配ではあったが、ひとまずデモ隊が無事であることに安堵し、合流した彼らと共に下山した。

 

-ここで、早起きした猫に起こされたので夢から覚めた。-