韓国語を勉強し始めた
最近ふと思い立って韓国語を勉強し始めました。
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と言っても、韓流アイドルに興味があるわけでもないし、貧乏シングルマザーで当分韓国旅行に行ける気もしないので 、「学んで使うぞ!」という意気込みまではないのですが、なんかまず、「読めたらいいな」と思いまして。
それまでの予備知識として、ハングルが表音文字であり一つの文字に2つか3つある「◯」「⬜︎」「ト」みたいな記号のどれかが子音でどれかが母音になってる、くらいのことは知っていたので、きっとそれが分かれば読めるんだろうと思ったのです。で、読めたら楽しそうだなと。
というのも、カルディで売ってる食品やお菓子だとか、駄菓子屋にある子供向けの玩具だとかに、ハングルをよく見かけるのです。
商品名とか読めたらいいのになと。
あと、最近見た韓国映画(日本語字幕版)↓で、韓国語のセリフを聞いていると、
「あれ?竹刀を"シナイ"って言ってなかった?」
「ん?靴のこと"クドゥ"って言うの?」
って、結構日本語と近いような気がしたので、読めたらある程度分かるかもしれないなという期待もありました。
そんな訳で、書店で一番平易に見えた『初歩の初歩』を買ってみました。
薄くてCD付き。
「◯」「⬜︎」「ト」みたいな記号のどれかが子音でどれかが母音になってる、くらいのことは知っていたので、きっとそれが分かれば読めるんだろう
私はさっきそう言いましたね。記号が分かれば読めるんだろうと。
流石にそれは甘かった。
第1章の最初のページにこうあります。
基本母音を覚える CD01
韓国語には21個の母音(基本母音10個+複合母音11個)と19個の子音があり、それらをローマ字のように組み合わせて一つの文字を表記します。
21個の母音(基本母音10個+複合母音11個)
母音って……日本語だと「あいうえお」の5つだけじゃん。21個も!?
なんて難しい!
結局基本母音を覚えるのに数日かかり、複合母音に至っては未だに覚えられていません。どうにも区別が付かないし付けられる気がしません……。
(この本買ったの8月末頃なの…)
これはもう、私が英語のLとRを意識しなければ発音し分けるのが困難な上に聞き取りは未だにできていないのと同様に、韓国語の「エ」っぽいのや「イェ」っぽいの、「ウェ 」っぽいのは、ずっと使い分けられないままかもしれません。
(もっと言うと、横に出る「オ」「ヨ」と下に出る「オ」「ヨ」も、意識すれば発音は分けられそうだけど聞き分けるのは無理そう……これも英語のL Rレベルで困難)
あと、文字の下につくパッチムの読み方が、後につく文字によって変わっちゃうのも難しい。
とはいえ、使う記号自体はとても少ないので、文字を追って読むことは、(正確性はともかく)初学者にも一応できます。
おかげで店頭に並んでいた商品名もちょっとだけ読めました!
「えっと…ハニ、ボト??アー…あ、わかった。HONEY BUTTER ALMONDってことね!」
(う…めっちゃ美味しそう。子どもの手前無駄遣いしないって買わなかったけど)
英語もそのままハングルにしちゃうんですね。こういうのは日本でも英語をそのままカタカナで表してるから分かりやすいですね。
それから、漢字熟語をルーツとする言葉も多いみたいです。「地球=チグ」「家族=カヂョク」みたいな。
また、韓国語がルーツの日本語も、もしかしたらあるのではないでしょうか。
「ズボン=パヂ」だそうですが、関西じゃ股引的な衣類を「パッチ」と呼んだりしますし、「空腹だ=ペゴプダ」だそうですが、もしや「ペコペコ」はここから来てますか???
映画に出てきてた「竹刀=シナイ」は、多分日本語ルーツなのでしょうね。
と、色々面白いのですが、私の勉強自体は第1章の発音をマスターできないままでして、諦めて第2章の単語を覚える方を頑張ろうか、YouTubeで初心者向けの動画を探してみようかというところでウロウロしています。
第5章まであるんだこの本、今年中に終わるかなあ…。