猫にゴミ箱を漁られないために
うちの猫は、元野良です。
野良時代の生活ぶりは分かりませんが、おそらくは狩猟、採集によって生計を立てていたと推察されます。
狩猟:ネズミ、小鳥、昆虫などを捕食する。
採集:ヒトが捨てた食料を探して食する。
要は、そのせいで、未だゴミ箱漁りが辞められないという、大変な癖が残っているのです。
我が家では、出汁をとった煮干、鰹節などは、直ちに水気を切ってビニール袋に入れて、すぐ蓋付のゴミ箱へ捨てます。
これを徹底しないと、クローゼットやベッド下で器用に三枚下ろしにした煮干のアラなんかを見つけてギョッとするはめになるのです。
当然、引越しに際して新しく買ったゴミ箱は、蓋付。
こちらです。お値段が財布に優しい。
これなら大丈夫かなと思っていましたし、現にしばらくは大丈夫でした。
しかし、猫ってそこそこ賢い生き物です。
特にうちの猫の、食料に対する執着心と集中力は、こちらの予想をはるかに上回るものでした。
いつの間にか、蓋を軽々開けて、中のものを引っ張り出すことが出来るようになりました。
やむなく、ゴミ箱の蓋の上に重量のある炊飯器を置くことにしましたが、かなり不便。
そこで、こんな工夫をしてみました。
白地に白なので分かりにくいですが、面ファスナーを蓋に取り付けました。
ヒトの手でも、片手であっさりとは開けられませんが、炊飯器をその都度移動させるよりはかなりマシです。
これで、物理的に中を漁るのが困難になります。
また、匂いが漏れると猫の興味が惹きつけられてしまうので、匂いの気になるゴミは、出来るだけ匂いの出ない袋に入れて捨てることにします。
BOSというのですが、これは便利です。猫トイレの掃除にも使っていますが、糞の匂いでさえほぼ漏れません。
ヒトより嗅覚の鋭い猫にも完全無臭かどうかは分かりませんが、少なくとも匂いの届き方が何分の一にも抑えられているのは間違いないでしょう。
BOS袋を食い破ったことは、今の所ありません。
実践してから数日しか経っていないのですが、しばらく様子を見てレポートしたいと思います。
2017/9/11追記 結局開けられたという話
2017/11/19新たな対策