さよならワンオペ育児?

夫が仲間になりたそうにこちらを見ている

人は変えられるのか 〜ダメな旦那を諦めた側の話〜

自分でブログを始めてから発見し、とてもいいなと思ったブログがあります。

 

papa-ritya.com

 

この方、リチャパパさんの何がすごいって、現状とても育児に積極的な素敵パパっぽいのに、元々はというと、ご本人もおっしゃるように

僕は今でこそ家事育児はそれなりにやっているつもりですが、元々家事など全くしない「超自己中&モラハラ夫」でした・・・

という状態から変わっていったというところ。

 

そんな方がどうやって変わられたのかというと、何と言っても保育士である奥様HINAさんによる懸命な努力の賜物。

hina523.net

 

今やご夫婦でブログ及びTwitterで育児情報を発信しておられるという、スーパー夫婦。

お二人の発信する情報は、間違いなくモラハラやワンオペ育児に悩まされるご家庭の一助になるであろうと思われます。

詳しい話は是非、直接このご夫婦のブログなどご覧になっていただきたいなと思います。

 

HINAさんの努力には脱帽ですが、他方、このような努力をし続けても、うまく行かないケースもあります。

HINAさんも補足としてお話しされていますね。

hina523.net

 

うちは、どうにもならず、旦那を置いてきました。

HINAさんほどの努力をしたかと問われると困ってしまいますが、4年は変わってもらおうと頑張ってみたのです。

一応の努力(?)の一端を挙げてみると、

 

普通に依頼する→「後でやるよ」で皿洗い3日間放置。何度言っても逃げ切る根性がすごい(なお、ミルクの時期の話ですよ。そこで哺乳瓶洗わにゃならんのよ…)。

 

せめて自分のものだけでも片付けてと依頼する→「俺は気にしない」から放置(私がハウスダストアレルギーで死にかかるしルンバで掃除もできないじゃないか)。

 

とにかく何とか話をする機会を設ける→旦那は自分のしたい話はするが、私の話は全く聞かない。

 

家事の数量を可視化する→「ふ〜ん、大変だね」で特に何もしない。

 

ついでに家計費分担のアンバランスさ可視化と生涯の収支シミュレーションも作成→「二人目産まれたら小遣いなしだね」(誰の?)

 

たまに何かやったら褒めちぎる→「俺すごいだろ」で終了。まずそもそも自発的に何かしてくれることは半年に一度もない。

 

ブチ切れる→逆ギレ

 

置いてきた(特に謝られることもなく1年経過←今ここ)

 

何だろう、本当に奴は私を愛していたのだろうか。向こうからアプローチしてきてプロポーズもされたけど、カモにされたのか?

 

改めて思い返すと酷いもんです。 

 

とまあ、そんな恨みつらみはさておき、今ね、極楽なんですよ。

私の家計費負担は家賃分こそ増加していますが、旦那が無駄遣いする電気料金とか電話代とか払わなくて済んでいますし、テレビ撤廃したから受信料もいらないし、食器洗いをしつこく放置されることもないですし、何より言い争いしなくて済むし、食事は自分の好きなもの作れるし。

 

おまけに、別居してると、子供と会いたい旦那は自動的に、土日いずれか(または両日とも)一定時間は子供と遊んでいてくれるわけです。

これがもう画期的なんですよ、前は旦那氏、土日両方とも趣味と仕事に費やしていたので。

この時間に私がいかにリフレッシュされ、有益な活動ができるか。

 

別居していることを話すと周囲の方は「戻らないの?」と心配してくれますが、正直なところ、別居の方が非常に楽なのです。

 

一度夫婦の縁で結ばれたからには、あまり相手をないがしろにしたりするのはお勧めしたくはないのですが、そうは言っても自分がないがしろにされ続けている状況でも相手を尊重すべきとは言えないと思うのです。

 

また、うちの現状は、私に極楽な生活をもたらした一方で必ずしも旦那に不幸をもたらした訳ではありません(多分)。

 

旦那側の生活がどうなったか考えてみましょう。

本人家が汚くても「気にしない」ようなので、掃除しなくても何も不利益はありません。

食器は洗わないといけませんが、一人分って一瞬で洗えますしね、乳幼児含む3人分の時代とは訳が違います。

いくらテレビを見てもゲームをしても、誰にも咎められませんし、子供に邪魔をされることもありません。

家賃は会社持ちだし、生活費は一人分の光熱費と食費くらいですから、経済的にも全く困ってないでしょうね。

ある意味、土日にちょっと遊ぶだけで、特に苦労することもなく子供が健全に育ってくれるシステムです。おお、こっちも極楽か。

 

なので、どう考えても「Win-Winなのではないでしょうか。

 

あ、でもひょっとすると、「今でも旦那の方が楽そう、もっと苦労すべきだ」と思う方もいるかもしれません。これは、分からない人には分からないかもしれませんが、恨み骨髄だとそう言う発想になりがちなんです。同居で苦労してた頃なら私もそう思ってました。

というか、本当にきつかった時期には、リアルに脳内で着々と保険金殺人計画が湧き上がるのを打ち消すのに苦労したものです。

 

しかし、いくら今旦那が楽そうに見えても、私はあっちの生活と代わりたくないです。家は綺麗にしていたいし、普段から子供と接していたいです。

 

とりあえず、夫を地獄に突き落としたい衝動に駆られる方は、離れて生活してみると言うことも一つの選択肢としてはありなんじゃないかなと思います。

 

状況は本当に人それぞれなので、それぞれに合わせた解決法が見つかればいいなと思います。