さよならワンオペ育児?

夫が仲間になりたそうにこちらを見ている

パワハラ上司に出会ったら

今日は元々早く退勤の予定だったのが、ヤバイお局様に絡まれたので、つい岩盤浴にまで行く決心がつきました。

 

お肌ツルツル、身体軽〜い、なう。

お局様ありがとー!


さて、人の振り見て我が振り直せ。
私はこういうヤバイ人にならないようにと気を引き締めて参ります。


しかし、世の中にはヤバイ上司に巡り合ってしまい、人生に甚大な被害を受ける方もいらっしゃいます。

修羅場の潜り抜け方って、ある意味慣れみたいなものもあって、それまで家庭や学校でこういう人間関係のトラブルに慣れていなかった新入社員とかがやられたら、本当にキツいだろうなと思います。

 

もしかしたらどなたかの役に立つかもしれないので、私の拙い経験から、私なりの修羅場の潜り抜け方の一例を伝えてみます。

 

・守る
まずは、とにかく身を守る。
守る材料をきちんと残しておくことが必要かと思います。
特に上司からのハラスメントみたいなものは、完全にプライベートな部分に突っ込んでくることは少なくて、一応業務上の話で、こちらの非を付いてくるような形を取ることが多いと思われます。
件のお局様は、私が直属の上司に頼まれて取引先に資料を渡したことについて「それは私の仕事よーー!!」と突っかかってきたことがありますが、
上司から頼まれていたところを見ていた同僚に、「私、頼まれていましたよね?」と確認、上司にも「頼まれた資料お渡ししました」とメールして証拠保全
独断でやってないですよ、別に悪いことしてませんよ、という証拠を一応残して身を守ります。

 

・相談する
誰にどう相談するかって、結構悩ましい問題かもしれませんね。

直属の上司に相談できれば良いのですが、もし直属の上司からパワハラを受けていると困りますよね。
大きな組織ならパワハラ相談窓口などがあるでしょうから、そうした窓口が良いかと思いますが、そういう正当なルートが使えなくて困るという方もいらっしゃるでしょう。


個人的には、半径3メートルくらいの身近な同僚と、立場的に斜め上くらいの信頼できる上司がキーかなという気がします。


まず、身近にいる同僚は、証人になってくれたり、愚痴を聞くなど心理的に助けてくれたりするので、結構大事。普段から信頼関係を築いていれば、いざという時頼みになります。
また、聞いてみると他の同僚からも「実は私もこんなことが…」という話が聞けるかもしれません。


斜め上くらいの上司というと、社内異動で所属の変わった元上司とか、直属ではないけれど関係の深い課で日頃交流のある目上の人など、ちょっとだけ離れたところにいる、権威のある人です。
直接の関係でない分、決して責任を持って事態を収拾することはできないでしょうが、逆に利害関係のない立場だからこそ応援してくれることもあります。
何より、こういう立場の人って、結構修羅場潜り抜け経験が多くてアドバイスが凄く生きたりもする!
利害関係ないだけに、腹を割った話が出来ることもあるので、もし思い当たる方があれば、勇気を出して相談してみるのもアリかと思います。

 

あと、結構重要なのが相談の仕方。ただ「あの人ヒドイ!ヤバイ!」と不特定多数に触れ回るのは、ただの名誉毀損になりかねません。
上司や同僚など仕事で直接関係のある方には、「お恥ずかしい限りですが、実はこの仕事の件であの人とトラブルになってしまっています。そのため、あの人だけに連絡をいただいても私には情報が伝わらないかもしれません(みたいな具体的な影響)。それによってあなたにご迷惑をお掛けするかもしれないので、念のためお知らせしておきます」というように、あくまで仕事上で支障の出ないよう、聞き手のためにお知らせしますというスタンスで話します。
こういうスタンスであれば、業務上必要な状況報告をしているに過ぎないですし、マイナスの影響が出にくいでしょう。


・離れる
何と言っても、当たりのキツ過ぎる方と一緒の仕事は辛い。
もし、離れられるなら自分から離れるのもアリでしょう。
「私は悪くないのにこっちが離れるの?」というくらいの反骨精神のある方なら気合で乗り越えられるかもしれませんが、普通は精神的に消耗しますし、何より仕事がスムーズに進まないと、結果として自分の利益になりません。
あとしばらくは一緒に仕事しないといけないとしても、なるべく影を潜めて会話の機会を減らしたり、自分でなくても出来る仕事は他の人に委ねたり、出来るだけ衝突の機会を減らす工夫をしてみるのも良いと思います。

 

また、辞めるというのは最強カードです。辞めて以降もパワハラされるということは、通常あり得ないでしょう。むしろ、辞めた後までしつこく恫喝してくる人がいたら、堂々と刑事事件にできますね(脅迫罪とか?)。
就職氷河期にやっと内定もらえた会社なのに、とか、親の期待を裏切ることに、とか、私みたいな能力ない人間にはどの職場も勤まらないのでは、とか逡巡している方がいたら、とりあえずは転職エージェントに登録だけでもしてみてはどうかと思います。
確かにパワハラ上司とか、厄介な人とかって、どこの職場にもいると言えばいます。
もっとも、その種の人が大多数という組織は、必ずしも多くないのではないかと思います。


・相手に逃げ道を用意する
なんで虐げられてる方が相手に配慮しなきゃいけないんだと思われるかもしれませんが、個人的には喧嘩の鉄則だと思っています。
というのも、人を追い詰めてくる相手は、たいがい自分も何かしらに追い詰められて余裕のない人なのです。
窮鼠猫を噛むという諺がありますが、相手は窮鼠なのです。追い詰められておかしくなっているから、常軌を逸した行動に出ているのです。ただ、その人の本来向かうべき相手ではなく、たまたまこちらに噛み付いてきたのです。
こんなとき、こちらがコテンパンにブチのめしに掛かると、より状況が悪化しかねません。
上手くいなせば大事にならなかったはずの事が、予想以上の大惨事になり、双方とも痛手を負うかもしれません。
また、相手にもそれなりに守るものがあったりします。職場ではどうしようもないパワハラクソ上司であっても、家では病弱な妻と幼い子供を守る唯一の稼ぎ手なのかもしれません。そうだとすれば、相手を退職させるほどの手段に出るならば向こうも人生かけてやり返しにきます。
立ち向かうのは大切ですが、追い詰め過ぎないことも大切です。


誰かの参考になりますでしょうか。あるいは、もっと良いノウハウのある方もいるかもしれませんね。
被害に遭われた方が、勇気を持って声を上げ、世の中からパワハラを無くしていけたらいいなと思います。

 

あと、自分もパワハラ上司にならないよう気をつけよう。ホント。

 

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