職場で徹底抗戦した(1) 上司たちの保身
#こんなプリキュアは嫌だ
「保身のプリキュア、キュアソンタク!」
どうも、わんおぺまむです。
今日は、しばらく前から書きたかった、お仕事でのエピソードです。
たぶん三部作になります。
仕事の話は、それこそ会社の秘密保持なんかもあるので、あまり立ち入っては書かないようにしているのですが、
以前ちょっと職場で「徹底抗戦」して勝ったことがあるので抽象化してお伝えしてみようと思います。
我ながらなんかドラマみたいなので、誰か実写化してください。
原作料は利益の1%で良いですよ。
※なお、特定を避けるため、実際の組織や役職とは全く異なる内容のフィクションとなっております。
問題の発端
会社の偉い人、仮に「部長」としておきます。
この方が、ある日、弊社のあるサービスを新しく変更しようと提案してきました。
事業の多様化とか、お題目は色々と言っていましたが、現場の従業員からすると
「ん?これはちっともお客様ファーストではないサービスだぞ?
現場でお客様に接する従業員として、これはお客様に説明しきれないぞ?
ひいては顧客を失い会社の利益にも反するのでは?」
という内容でした。
現場にいる我々は、この新サービスに危機感を抱きました。
上司たちの保身
弊社には部長に次ぐ地位にある「課長」(仮)たちが数名います。
課長たちは、我々従業員の上記のような危機感を共有していました。
ところが、いざ部長との会議の場になると…
あれれ〜?見ざる、言わざる、聞かざる〜??
なんと、誰もご自分が率先して異議を唱えようとはしなかったのです。
由々しき事態です。我が社大丈夫なのか。
ただ、かろうじて「現場の意見を聞いてみましょう」と提案する方がいたようです。
そうして、事は「現場vs部長」という舞台に持ってこられたのです。
部長>課長>現場…なのか?
各課から何人かの従業員がピックアップされた検討チームが組織されました。私もその一人です。
シン・ゴジラの巨災対ではありませんが、厄介そうな案件のため、
つつがなく日々を過ごしたい従業員より、
はぐれ者というか空気読まないメンバーや、真剣に危機感を持って自薦してきたメンバーが集まりました。
座長は副部長。
まず、率直に現場の意見を出し合います。
方向性は様々ながら、新サービスおかしいだろ、という点は共通。
それを伝えて「やっぱ変だよねー、やめよ!」と変われば問題なかったのですが…。
副部長が「実は、この話は専務にも行っているようで…なんとかメンツを潰さない形に落ち着けないと」なんてことを溢し始めます。
なんですかその「官邸の最高レベルが…」みたいなネタ。
いやいや、それあなたが諌めに行くんじゃないの?
そのために現場の意見を出させたんじゃないの?
我々現場従業員は誰も専務と話したことないぞ?
ここで現場において、副部長任せにしたらヤバイと悟った派と、会社のピラミッドに従い副部長に任せるべき派が誕生してしまいます。
あ、私がどっち派かって、私のブログやTwitter見てる人ならお察しのとおりでしょう。もちろん前者「ヤバイ派」です。
なんとか意見上げなきゃ大変なことになると、より深刻に感じました。
<第2話更新>
<第3話更新>