みんな、声上げてる?
部活の先輩っぽいノリで言ってみます。
「みんな、声上げてる?」「ほら、もっと声上げてこ!」
職場であれこれやってて思うけど、日本に暮らす多くの人は、正義や自分の権利などのために闘う方法をあまり知らない気がします。
— わんおぺまむ@本当に寝ていたい (@OneopeMam) 2018年12月11日
闘った経験があんまりないんだろうな。
私が声をかけると、「変だと思ってた」「実は悔しく思ってた」って人は多いので、積極的に闘う姿を披露していこうと思います。
家庭にしろ、仕事にしろ、なんか現代の日本人って不満を表に出さずに働くのが美徳と思ってる人、多くないですか? (※主語が大きい)
なんかね〜、その空気を壊したいです。
黙ってイイ子にしてたって、何も改善しないからね?
お口に飴を突っ込んでくれるのは、あなたを黙らせておきたい人だけだよ。
って、めっちゃ偉そうに始めてしまいましたが、本当に、つくづく、声上げないとダメだなと実感しています。
多分、皆さん経験があまりなくて、知らないだけだと思うんですよ。
声を上げて何かを変えていくということを。
まあ、私も青春時代はそんなに大した経験はしてないですし。
自分でやったことと言えば、入りたい部活がなくて同窓会を立ち上げたとかがせいぜいで。
校則変えてやろうぜ!みたいな活動まではしてないんですよね。
実は少し前の先輩方がやってたようで、私はその恩恵にだけ預かったんですが。
社会に出てからも、そんなにいきなり大きなことはしていませんし、今の職場でもじわ〜ッと行動を広げているだけなんですが…。
当ブログの「仕事・勉強」のカテゴリーに、パワハラとの戦いの記録なんかが少しばかり残されております。
なんか、改めて見返すとちょっと恥ずかしい。
最初の方はやっぱり手ぬるいですね。
いまいち戦い切れなかったこととか、やり方にちょっと反省点のあるものもありますが、何よりもまず、声を上げるって大事ですよ。
去年『Black Box』の中にあった痺れるフレーズに寄せて書いた上記も、よかったら読んでください。
もちろん、最初はそううまくいかないかもしれません。 しかし、修羅場を潜る経験は、確実に人を強くすると思います。
声を上げることは、「そこに血を残す」こと - 極楽ワンオペ育児
いきなり上手に闘うなんて、無理です。
でも、闘う経験を積んでいくことで強くなれるのは、皆ドラゴンボールで学んだでしょう。(※ドラゴンボールはフィクションです)
とりあえず空気を読まずに声を上げてる私がどうなっているかって?
以前書いたように、戦い方がこなれてないんですよね。
できれば古狸先輩や花火師先輩のようになりたいんですが。
ただ、幸いクビにはなってません。
それから、職場で部署を超えた仲間が結構増えました。
あと、元々の案件の筋の良し悪しにもよりますが、最近は戦果が割と早く出るようになってきた気もします。
仲間が増えたおかげで戦況見渡すのも容易になってきたし。
そうすると、あら不思議。
不器用な私でも「ここを打てばあちらが響く」というのがちょっと見えてくるんですね。
今まで正体不明の謎の黒い塊だった組織が、ある場所を押すと音がなる楽器に見えてくるわけです。
今のところ皆は触ったこともなくて遠巻きに見ているので、私が「ドレミ〜ドレミ〜」とやるだけで「おおっ?」と反応されちゃいます。
で、ここからどうするか。
悪い大人は「これは私にしか弾けない楽器だ」ということにしてしまうかもしれません。
そうすると、そこでの権力を独り占めできてしまうから。
でも、私はあえて周りの人に「ドレミ」の鍵盤を教えてみようと思います。
弾き方が分かれば、私より上手く演奏できる人も出てくるかもしれません。
そうすれば、皆で音楽を楽しめることになることでしょう。
誰かにショパンを弾いてほしい。
それから、私の観測範囲での推論ですが、小さな組織で自分や他の誰かのために声を上げて闘ってる人って、高確率で政治にも声を上げて闘ってるんですよね。
多分、社会の仕組みを変えられるのは、声を上げる者だけだって知ってるから。
そして権力に蹂躙される者を放っておくことは自らの利益も危うくすると知ってるから。
なので、社内で声を上げて闘う経験をする人を増やせば、社会を変えていくことにもきっと繋がるはずだと思います。
地道に世の中変えるために、今日も「声上げてこー!」
悲劇的なニュースに絶望しない。やれることをやる。
— わんおぺまむ@本当に寝ていたい (@OneopeMam) 2018年12月14日
創意工夫する。
そして連携する。横へ横へと手を取り合ってどんどん広げる。
世の中は動く。
絶対動く。
ローマ皇帝でさえ永劫のものじゃなかったでしょ?