もはや何だか分からない
少し前に、五輪開催は政府が決めることじゃなくIOCが決めること、みたいなことをスガさんが言っていた気がする。
菅義偉首相は27日午前の参院予算委員会で、東京五輪・パラリンピックの開催有無について「政府が決めることではない」とし、「国際オリンピック委員会(IOC)と東京都、組織委員会と連携して準備を進める」と述べた。
(REUTERS 2021年1月27日)
が、G7ではそんなスガさんが開催表明をしたのか?
尾身氏は、当初の提言には、五輪の「開催の有無を含めて検討して下さい」といった文言が含まれていたと明かした。しかし、菅義偉首相がG7で国際的に五輪開催を表明したことで、「意味がなくなった」として、内容を削ったという。
(東京新聞 2021年6月18日)
なんかもう、五輪に関して「どうでもいい、勝手にせえや」という気分にしかならないけれども、開催で困るのは医療従事者や重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある人、この騒動で振り回される関係者たち、なんかだろう。
そういや関係者が自殺したとかいう話もあったっけ。
ほんと何のための何なんだ?
止めるチャンスなど昨年以降いくらでもあっただろうし。
「止めて高額な賠償金が…」なんてのは、世界的世論からすればちょっと考え難いだろうに。
(スポンサー企業などが賠償金を求めたとしたら、めちゃくちゃ悪評を買ってかえって宣伝効果マイナスだろう)
前々から「インパール作戦」などと揶揄されていた五輪だけれど、ここへ来て本当にそれとしか見えなくて日本の戦後って何だったんだろうなって思ったりします。
小池百合子都知事の愛読書は『失敗の本質』だとか聞いた気がするけど、あれ嘘でしょ。
都議選近づいて急にブレーキかけるような素振りも見せ始めたけど、ここまでむちゃくちゃインパール五輪路線だったよね。
私のスマホには、毎日午後3時だか4時だかくらいに患者発生状況のお知らせが届きます。
「今日は435人か」とチラ見するだけのお知らせになってしまったけど、毎日亡くなっている人が何人かはいて、そんな中で訳のわからないお祭り騒ぎを楽しめる人たちの気が知れないなと思ったりする。
我が子の習い事では五輪応援的な企画がされていたりもするのだけど、子どもの方も内心「それどころじゃないだろう」という気分のため、全く楽しめていない模様。
本当は体動かすの大好きな子なんだけど、なんか商業スポーツ的な匂いのするもの全般に嫌悪感を持ってしまっている感じがする……。
ちょっとこれ、子どもに夢?感動?を、与えるって???無理あるよねえ。
てかさ、これだけあちこちオンライン化したんだから、もう参加各国で映像繋いでやれば良くない?
無理して集まってもらうより、遥かにローコストだし、放映権?とやらは無事守られるし、それじゃダメ?
0.01秒を争うスポーツだと判定が大変かも知れないけど、そこはもうしょうがないから今回に限り現地測定にして何秒台は同率1位とかにしちゃダメかな?こんな無茶なこと続けるよりよほどいいと思うんだけど?
諦めて何も語らないよりは、諦めを表明した方がまだマシかなとぼやいてみた本日。
今週もちょっと忙しすぎるので今日はここまで。